ダックフィートとCOMMON SHOE POCKET/12月18日

IMG_7778 朝起きて、カーテンを開けると、そこは真っ白な雪国。 いつもと光が違う。 いつもの雪景色とも輝きが違う感じが微かにする。 不思議に思い、外に出て雪に触れると、これがすごかった。  ここまでのパウダースノーは、円城では初めて。 まったく泥がつかない。サラサラもサラサラで、空を舞う。 IMG_7813 そこで専用のインソールを製作させてもらっている、 デンマークのシューズブランド【ダックフィート】の出番! 勝手に雪をイメージしていましたが ちょっとデンマークを調べると、雪はあまり降らないそうで、 それでも冬は風が強く、乾燥して、やはり寒く耳当てや手袋は欠かせないそうです。 IMG_7867 ダックフィートの革は僕の知る限り、世界最高クラスの強度がある。 このダックフィートのアッパーの説明を読むと <環境に最大限配慮して生産されるドイツTerracare®社による鞣し革>と記載されている。 フルベジタブルの明記がないが、手触りからおそらくそれにかなり近い革だと想像できるが 僕が使い親しんだ日本の鞣し革とは違う。 これだけ水をはねのけ、それでもこの優しい手触りを保ち、堅牢な硬さの中にも感じとれる革の温かさ。 IMG_7895 そしてこの頑丈なダブルステッチダウンと厚い天然クレープ。 本底とソールの接着に僕は目がいく。どんな接着剤でどんな圧着機をつかっているのだろう。 ここまで僕もできたらいいなと思う。 登山靴にもなってしまう、浅い川ならジャブジャブ進めるだろう。 IMG_7897 専用インソールも履き心地をさらに向上させている。 姫路のヌメ革とコルクスポンジの2層式のシンプルなインソール。 本来インソールは、足底板とも言われ、 足のアーチをサポートしたり履き心地を調整役を担う。 たくさんのインソールが開発されている。 ただ、これだけインソールが出回っている背景には、現在流通している靴の変化があることを知らなきゃならない。 勘違いしてはいけないのは インソールがない靴が劣っているようなことはない。 むしろインソールがない靴は、 それだけで足を支える設計で製造され、高度な技術が詰まっている。 これは当然といえば当然なのだが、いまではそれがどうも伝わらない。 ダックフィートは、 そんな今ではめずらしい、アッパーとミッドソールとアウトソールのシンプルな革靴だ。 その3つすべてに拘りをもって日々製造されている。 IMG_7898 COMMON SHOE POCKETが ダックフィートジャパンに続き、本国のダックフィートでも販売始まりました。 Indlægssål med støtte (duckfeet.com) ハッキリ言います。 ダックフィートの靴に足を支えるインソールは不必要です。 でもCOMMON SHOE POCKETは ダックフィートの履き心地そのままをより後押しできると思う。 これまでのダックフィート愛好家もこれからの方にも 満足してもらえたら嬉しいです。 うまく説明できなくて、時間切れ。。

2021.12.18duckfeet