爺ちゃんになった親父と父ちゃんになった私/11月17日 百掌往来メモ

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父に靴をつくったのは60歳の還暦依頼だろうか。
その時はまだ健脚で鎌倉まで1歳の多聞に会いに何度か足を運んでくれた。
70歳を迎える父、この10年で爺ちゃんになった。
靴を履くのも苦労している。
父と長男に全く同じ靴をつくることになるとはね。

老若男女全ての人に優しい靴をつくる。
そんな大きな夢をみていたけれど
いま目の前でそれが叶ったのかもしれない。

そうだ老若男女とは世界中の人という意味ではない。
自分を育ててくれた親、育てていく子供、
大切な友だち、愛する人、
自分の周りを見渡せば、本当にたくさんの人と生きている。
有り難いことだ。

この写真は母に撮ってもらったけど
何度やっても斜めになってしまうけど
これはこれで味わいがある。