人新世の時代/10月26日

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旧ヒール。

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新ヒール。

個々人のヒールの高さを見極めるのは難しい。
全くない方がいい人もいれば、5センチ以上なきゃという人もいる。
身長にもかかわってくるし、靴の見た目の好みもあるだろう。

そもそもヒールは必要なのだろうか。
靴がなくても当然歩ける私たちの身体。
この身体はそれだけで生きること、歩くことが叶えられている。

僕らはあまりに道具に頼り過ぎてきたのかもしれない。
社会思想家の斎藤幸平さんの有名な著作「人新生の資本論」。
まだ読んでいないが、【人新生】というキーワードにはとてもインパクトがあった。
地質学の言葉で、この地球はその時代ごとに
暁新世、始新世、漸新世、中新世、鮮新世、更新世、完新世と続いていて
人新世は、完新世の次の時代だという。
人新世の時代では(先進国に限られるが)歩くためには靴が必要になった。
どうして?足を守るため?隠すため?よりたくさん歩くため?
靴がないと生きられない時代だと思うと、時代はいつも前進しているとは言い切れないのだなと思う。

ヒールについて書こうと思っていたが
時間切れ。
またの機会にしよう。