今日は円城小学校修了式でした。
最後の姿の見納めだと思い、カメラを持って遠くから眺めていました。
下校の時間、全生徒が続々と校舎から出てきます。
整列するまでの、わちゃわちゃした隙間の時間。一番端で肩を組む３人の男子。
一番右が多聞。控えめな左手が多聞らしい。
うっすらときこえてきた「またな！」という真ん中の男の子の声。
そんな友達がいることを誇りに思っていいよ。多聞。

のびのび小学校へ行くことを自ら選んだ男は、今日もマイペース。
こんな時でも多聞は多聞らしい。
慌てない焦らない飾らない。の多聞。
最後の最後まで楽しく笑顔で円城小に手を振った。
先生たちも素敵な笑顔で手を振ってくれた。
僕はただただそれを透明人間になって見ていたかった。

円城小学校の先生方、
多聞が大変お世話になりました。
心からお礼申し上げます。
ありがとうございました。

そして行友先生。
先生から頂いた「はなむけのことば」は家族みんなで有り難く頂きました。
先生は多聞の一歩を僕ら以上に近くで見守ってくれました。
多聞は失敗ばかりだったと思います。
それでも多聞を信じて笑顔で傍にいてくれました。
親である僕にもそれができるかどうか。
多聞も僕も挫けそうになったら先生の優しさを思い出します。
多聞の人生の心の支えになってくれて
本当にありがとうございました。