初めての外歩き。/5月4日笠間陶火まつり
お祭りも終わりの時間に近づく頃
歩くのもやっとの混雑も落ち着いてきて
程よい人との間隔。涼しい風。満足気なたくさんの笑顔。
クライマックスがあるお祭りもいいけれど
こうしてゆっくりと静かになっていく夕暮れの時間も好きだ。
今日のこの時間は、
ひとりひとりが心地良い疲れのなかで
夢のような時間を過ごす、まどろんだ時間。
きっとその雰囲気が
彼を自由な気持ちにさせたような気がします。
たぶん楽しい気持ちになって
無意識に歩いていたんじゃないかな。
今日はじめて、この子が歩いているなんて
たぶん誰もしらないし、あまり興味もない。
同じように僕も家族しか目に入らない。
それぞれが大事な人と大事な時間を過ごしている。
大人の僕にはそんな景色が写っています。
子どもたちは、どうだろうか。
僕とは反対に、
自分以外全ての人やモノ、
美味しそうな匂いや、賑やかな音楽に
心を躍らせて、そこにいつも全身をチューニングしようとしている。
だから夢中で歩ける。
さぞかし楽しかっただろうな。
その子どもの視線に気づいて、微笑んでくれた大人の方に
心から感謝したい。ありがとうございました。
最初に外歩きした時の靴が、僕らの靴じゃないことが残念。。