旭川荘展/8月2日

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旭川荘展
「アーティストたちは、障害があることを、
 自身に合わせた道具の改造、仲間やスタッフのサポートなどで解決しながら、
 各施設において芸術活動を行っています。」

久しぶりに素敵なアート作品に触れ、たくさんの元気をもらうことができました。
4人が4人とも好きなアートが違って、
それぞれの目線があって、それもとても面白かった。
ぶんちゃんはとにかくカッコいよさ!ドラゴンをみつけて同じポーズ。
恵子さんは当然見る目が違うので、人が気付かない細かな表現の方法の奥行き。
多聞は不思議。どれもすごい上手だなぁと優劣をつけず、
でもひとつ赤を中心とした綺麗な色彩の可愛い顔の絵を気に入っていたようでした。

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僕はダルマの置物。2012年、益子町の土祭を思い出しました。
その時造形作家のKINTAさんと教えてもらってつくった土人形。
KINTAさんが簡単そうに楽しそうにスルスルとつくっていくのをみて、
これなら僕もといざやってみる、これがとーても難しく、
途中から心が乱れて触り過ぎてヘンテコになったのを思い出したのです。

だから、この写真のような愛くるしいダルマをいくつもつくってしまう人は
きっと素敵な心を持っているに違いない。これは自分の経験がそう教えてくれています。

それで思うのは
こうしてたくさんのアート作品はひとつひとつ個性豊かでひとつひとつ違うものだけど
きっとこの目とは違う目でみたら、このダルマたちのように、みな似たり寄ったりなのかもしれない。
多聞がひとつひとつに優劣をつけず、みんな同じようにいいなぁと感じれるのは
まさしくそのままの意味で、みな同じに見えているのだろうと思いました。

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アート鑑賞後は久しぶりに大型遊具がある公園へ。

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多聞の足もだいぶ開くようになりました。

旭川荘の創設者川崎祐宣先生の
「敬天愛人」の精神が旭川荘の基本理念。
ふと今「コロナを敬い、人を愛する」と言いたくなる。

2020.8.2家族