掬うと救う/7月25日 百掌往来メモ28

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今日の仕事。

百掌往来 掬う

誂え靴で大事なことを
履く人の気持ちをどれだけ掬うことができるか。
<掬う>と<救う>僕の中で同じ意味だ。

掬いあげた気持ちに心身を委ねることができれば
その時はうまくことが進む。
けれど、そこに僕の【良かれと思って】が割り込むと
とたんにバランスを崩してトラブルを生む。

救うことを意識してはいけない。
掬うことだ。てのひらで。
その時の僕はただ目の前の気持ちだけに集中している。
その清らかな水面に映る自分を見てはいけない。
これが難しい。

今回も掬いあげた気持ちではなく
そこに映った自分の気持ちを、いつの間にかそれが掬いあげた気持ちだと勘違いして
間違いを犯してしまった。これに気付く瞬間、自分がとても嫌で嫌で仕方がない。
いつもこのパターンだ。

また一から気持ちを整えよう。