手縫いで指の脇が擦れて水膨れになってしまうのを
これまでなんとか誤魔化しながら作ってきましたが、
今日やっとその問題に取り組むことができました。
たったこれだけのことなんですが、これをつくる時間の余裕さえなかったのかと思うと
今までいかに先々のことに囚われていたか、ひとり痛感しています。

前に教えてもらったてのひら周りを保護するプロテクターの着け心地が非常に悪く
嫌な思い出だったので、それ以降、痛くても手は何も付けないことに執着していたのですが、
それなら指だけのピンポイントで出来る限り小さいプロテクターにしようとしたのが正解でした。

一度装着してみると、これが不思議と心地よくて安心。
さらに指の動きを妨げることを気にしていたのですが
むしろあった方が一層力を込めることができるので、作業性も上がりました。

僕は左右で指の太さがまったく違うので、その１ミリの差にもこだわり、
手の動きには妥協せずにつくれたことが良かったのかもしれません。
たかが指サック、されど指サック、

七夕飾り。