今日の仕事。 リュウマチに悩む方の靴。
百掌往来
木型の調整
9年前に作った木型の底部分を修正。 ポリオによる障害で足部にハンディキャップを必要とする方。
慣れ親しんだ靴が形成する容は それを生んだ木型の形とは変わっていくものだ。
同じ木型で製作をしても、 長年履いた靴と一度も履いていない靴はまったくの別モノだ。
木型から靴をつくり 履き込まれた靴から木型を調整する。
この反復作業は、誂え靴にとってとても意義深い。
2020.6.3| ハンディキャップを必要とする人, 円城誂え靴製作所