MOCCAのサイズ調整について/2月10日

MOCCAシリーズは基本木型修正をしない。
木型を修正せずに、インソールの厚みや形状、硬度などで調整して足に合わせる。

モカシンとはその昔、ネイティブインディアンが柔らかな鹿革を袋状に縫い合わせていたもので
木型がなくてもつくることができる、日本でいえば形は足袋、用途は草鞋のような日々の暮らしの道具。

そんなモカシン製作に僕が木型を使う理由は、
つくるサイズと形状を安定させること、
包む革が堅牢な牛ヌメ革であること、
本来はない中底(COMMONSHOEPOCKET)が存在すること、
この3つの理由がある。

今回のMOCCAshortを選んでくれた方は
足長は23センチほどだが、幅や甲は24センチほどあり
サイズは24センチがちょうどよいという感想だったが
それでは、足先が余り過ぎだったので、235センチの木型を選んだ。
幅がキツくなるので、普通はここで木型を修正するけれど、
木型はぞのままで、靴のインソールを厚くしたもので一度つりこんで
出来上がりには通常のインソールを入れ直すことで、その差の分だけ、幅つまり容積が増える。
もちろん、アッパー革の見立て、調整やつり込みの技がなければできない。
何年も何十足もつくってきた経験があるからできることだということはここで言っておきたいと思う。
恵子さん、お疲れさまです!


