みえないところ、みえるところ/6月17日

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COMMONシューズのSHOEBASE
革をつりこむ際にできる釘の穴は
靴になった時にはみえない。

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COMMONサンダルのSHOEBASE
サンダルは先が隠れないので、完成した時に跡がまるみえになる。
だからシューズをつくる時より1センチだけ釘の打つ場所をずらす。
釘を打つしろを増やすことなので
シューズの時より、少し大きい革を裁断する必要があり
革を余分に消費することになる。

僕は数年前までは、この余分な革取りが嫌で、
どうせゴミとなる革を切り出すくらいなら
跡は残っても構わないと思っていた。
跡はじきに革の経年変化とともに気にならなくなるから。
一度だけ「作り直してほしい。」とものすごく怒られたことがあったけれど
作り直さず、お金も全額返金したこともある。

今は出来る限り、跡を残さないように
もったいない革の裁断もしないように
ふたつのことをバランスよく、製作しています。

2024.6.17山のアトリエ