exhibition『PARMU』のお知らせ/6月2日
『PARMU』
6月12日(金)~27日(土)
ギャラリー田谷(栃木県大田原市親園)
秋元珈琲焙煎所/芹沢きりこ/小林智行
【PARMU】は秋元珈琲焙煎所の店主秋元さんとの間でうまれた(復活した)靴です。
秋元さんとは、
10年前まで同じ栃木県で同じ仲間と繋がっていたにもかかわらず、直接会える機会はありませんでした。
2018年頃、スターネットの馬場浩史さんがデザインしたナチュラルシューストア神宮前店で常設販売をスタートした時、
遠路はるばる栃木からいらしてくれて、チョコ色のCOMMONを奥様へのプレゼントにご購入頂きました。
その時も直接会うことはできなかったのですが、その日お店からとても嬉しいお知らせがあります!というメールをもらったことを覚えています。
初めてお会いすることができたのは、
その1年後くらい、神奈川二宮のにちようびさんで受注会をしたときのことでした。
予約制の足と靴の相談室にご夫婦でのお申し込みがありますとだけ、にちようびさんに事前に教えてもらっていたのですが
お店のドアが開いて、「こんにちは~。」という温かな声と素敵な笑顔を真正面で見た瞬間、
「秋元さんだ!」とすぐに直感した初対面でした。
奥様の由布子さんの足元はチョコのCOMMONでした。
「ほぼ毎日のように履いています。」という言葉通り、足に馴染んでいる自然な雰囲気がとても印象的でした。
その時、お腹には遥水くんがいたんですよね。
由布子さんには【MOTHER】という恵子さんの子育てに活躍したストラップシューズを、
健太さんには僕がその頃よく履いていた【MONK】をご注文頂きました。
ここからぐっと距離が縮まります。
珈琲とサンダルを物々交換したり、お米づくりで盛り上がったり、
僕がコロナ禍でやっていたメールマガジンにも寄稿してくださったり。
秋元珈琲9周年のイベントで展示会をさせてもらったり。
遥水くんの靴をつくらせてもらったのは本当に嬉しかった。
そして1年前、秋元さんから「ギャラリー田谷でてのひらワークスの靴をご紹介させてもらえないか」とご提案を頂きました。
本当に有難いご提案でしたし、秋元さんとのモノづくりは自分の力を120%発揮できる機会だと思いました。
秋元さんの仕事、暮らし、生き方に寄り添える靴ができたら、それは間違いなく社会を幸せにできる靴だと思ったんです。
【PARMU】と名付けてもらったこの靴は、
実は【COMMON】が出来る以前から作っていた靴で、当時まだ鎌倉で靴づくり教室と体の不自由な人のために靴を創作していました。
戦後、革で義足をつくっていた時代の製法や師匠の後ろ姿を思い出しながら、少しずつ少しずつ自分なりに構築していったものです。
栃木に引っ越したあとも
COMMONと並行して、特別な靴としてそこそこつくっていましたが、
岡山に来てからは、段々とつくる機会がなくなっていました。
それが悪いこととは思っていなくて、いまはそういう時なんだというふうに受け止めていました。
でも秋元さんから、
てのひらを合わせること、てのひらでつつむこと、てのひらをつなぐこと
そんな大事なメッセージをいただき、PARMUという名に出会って
いま無性にこの靴をつくりたくなりました。
きっと素晴らしい出会いがあると思います。この靴にも。あなたにも。







